インターフェースボードVer.1のLED1,LED2,LED3,LED4(D10,D11,D12,D13に接続)4個を同時に点滅させるプログラムを作ります。LEDを単体で接続する場合は極性(アノード側を+,カソード側をGND)に注意し、直列に330Ω程度の抵抗器を入れてください。極性が逆だと光りません。
プログラム例)
// 4個のLEDを同時に点滅させるプログラム // for文(繰り返し処理)を使用 int i; // iを整数型で宣言 void setup() { for(i=10;i<=13;i++){ // iを変えて4回繰り返し pinMode(i, OUTPUT); // ポートの設定(入力か出力か?) } // 10,11,12,13番のピンモードを「出力」とする } void loop() { //無限ループ for(i=10;i<=13;i++){ // iを変えて4回繰り返し digitalWrite(i, HIGH); // 点灯 } delay(500); // 待機(単位:ms) for(i=10;i<=13;i++){ // iを変えて4回繰り返し digitalWrite(i,LOW); // 消灯 } delay(500); // 待機(単位:ms) } //ここまで
【解説】
intは整数型の変数の型宣言です。
void setup(){} にはプログラム開始時に1回のみ行うプログラムを書きます。
for文は繰り返し処理を行います。カッコ内は(初期値;条件;増減)です。i++は「処理後、iに1を加える」という意味です。
pinMode文は入出力ポートを入力にするか出力にするかを設定する命令です。
void loop() {} には繰り返し行うプログラムを書きます。(無限ループとなり、リセットされるまで繰り返します)
digitalWrite文は出力ポートにHIGHまたはLOW(+5Vまたは0V)を出力します。
delay文はそのまま待機させる命令文です。カッコ内には時間を[ms](ミリ秒)で書きます。
(注意1)命令文の後には;(セミコロン)が必要です。
(注意2)大文字・小文字は別の文字として扱われるので注意が必要です。
(注意3)全角文字(漢字・ひらがな・カタカナ等)はコメント以外で使えません。
(注意4)//(スラッシュスラッシュ)は行単位でのコメント(注釈)です。説明などを書きます。